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2020年05月12日 [FAQ]

飲食店を開業するのに必要な資格はありますか?

私はずっと自分のお店を経営したいと考えていて、レストランを開業することを夢見ていました。
しっかりとお金を貯めて準備をすることができたため、これから飲食店を開きたいです。
しかし、飲食店を経営するために必要なことについてあまりよく理解していません。
飲食店を開くためにはなにか特別な資格が必要とされるのか知りたいため教えてください。

回答

食品衛生責任者と防火管理者を用意する必要があります


飲食店を開業するためには最低限必要となる資格として食品衛生責任者と防火管理者があります。
食品衛生責任者とは文字通り食品衛生における管理運営を行う者のことです。
それぞれの飲食店に最低1人は設置しなければならず、届け出をする必要があります。
食品衛生責任者は講習会を受講することで1日でなることができます。
また、調理師や栄養士などの免許を持っている人は自動的に食品衛生責任者を取得できます。
防火管理者とは収容人員が30人以上の店舗において選任する必要のある資格のことです。
防火管理者になるためには講習会に参加する必要があります。
調理師免許については、実はこれを取得していなくても飲食店を開業することは可能です。
特定の資格を持っていない人であっても飲食店で調理の業務をすることはできるのです。
たとえば、チェーンのレストランなどで厨房で働いている人の中にはアルバイトの高校生なども含まれています。
特別な資格を持っていないアルバイトの子であっても調理の業務をすることはできるのです。
もちろん、調理師の免許を持っていれば、スキルがあることをアピールできてお客さんに信頼されます。
調理師免許というのは飲食店の経営者よりも飲食店で働く調理人に求められる資格といえるでしょう。
調理師免許を持っていることをアピールすることで飲食店に採用されやすくなるからです。
最低限、食品衛生責任者と防火管理者を用意することができれば、所定の手続きをして届け出をすることで飲食店の経営を開始することができます。
この2つの資格については同じ人が兼務することもできるため、たとえば飲食店を開業するオーナーが2つの資格を取得しているケースもあります。
ただし、複数のお店で食品衛生責任者や防火管理者を兼任することはできないため注意しましょう。
これから飲食店を開業したいならば、どういう資格が必要とされるのか、どんな手続が必要となるのか事前によく調べておくとスムーズにお店を始められます。

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